REIKA YOSHIMOTO
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吉元れい花 



麗花刺繍 創始 刺繍実験室楽繍会 主宰

2022年史上初の刺繍で 岡本太郎現代芸術賞 岡本太郎賞受賞



桐朋学園芸術短期大学演劇科卒業

モダンダンサーのアキコ・カンダ氏に師事、マーサ・グラハム(Martha Graham)メソッドを学ぶ。

レヴューの世界へ飛び込み、引退後刺繍作品の創作を開始

表現の真髄は肉体にあるという信念を持つ

縫いは太古の昔から命を繋いできました。

そこにはいつも祈りがありました。

人間の手の中で人間の手の速さでしか進まない手刺繍、一針の前進。

生身の手が産み出す魂の横溢、祈り、命の躍動を表現しています。



略歴


地方公務員の父、専業主婦の母のもと大阪に生まれる。

朝夕の礼拝と厳しい校則の英国聖公会系の中高一貫のミッションスクールにて思春期を過ごす。


1970年、桐朋学園短期大学演劇科入学 第6期生


千田是也氏、田中千禾夫氏、安部公房氏、石澤秀二氏、山内泰雄氏らに師事

卒業公演は、ガルシアロルカ作「ベルナルドアルバの家」 狂気の老女マリーア・ホセファ役を演じた

同期には女優の五大路子さんや白石珠江さん、真野響子さん、土師孝也さんらがいる。

在学中より、肉体表現に興味があり、

ニジンスキーやマーサ・グラハム、イサドラ・ダンカンの書籍を読み漁り、

特に20世紀モダンダンスの祖、イサドラ・ダンカンに憧れダンサーになろうと決意する。



1972年、卒業後、ニューヨークのマーサグラハム舞踊団から帰国されていた

アキコカンダ氏にモダンダンスを師事



マーサグラハムメソッドを学ぶ

レッスン一年目でカンパニーのオーディションに合格し、

アキコカンダモダンダンスパンテオンに所属。

カンダ氏が芸術祭大賞を受賞された「コンシェルジュリ」や

渋谷ジァンジァンでの実験的なダンス公演にも出演する。


1976年、花を表現するのではなく

自らが光り輝く花になりたいと思い、レビューの世界へ飛び込む。

日本テレビのプロデューサーだった井原高忠氏に出会い高級レストランシアター

「赤坂コルドンブルー」のオーデイションを受け合格。一年間在籍。

1977年、25歳で日劇ミュージックホール(NMH)に引き抜かれ、トップダンサーの一人として活躍。


NMHでは、蜷川幸雄氏、佐藤信氏、流山児祥氏、池田満寿夫氏、竹邑類氏らから演出を受ける。

休暇中もニューヨークのアルビン・エイリー アメリカン ダンス センター スクール

(THE ALVIN AILEY AMERICAN DANCE CENTER SCHOOL)で修行をしたり

20代の頃は細胞が爆発するくらい踊り漬けの日々をおくる。

また外部出演として小劇場でのミュージカル公演や

流山児祥氏演出の寺山修司作「アダムとイブ」では主演をつとめました。

この役はNMHの先輩、春川ますみさんが演じられた役でした。




1985年、
漫画家、画家のバロン吉元氏と結婚

突然専業主婦になりヒマそうにしていたら

バロンさんから、これやってみる?と頂いたお仕事が

スクリーントーン貼り。

アシスタントとしてお手伝いをすることになったのですが

これがなんて楽しいの!!!

生れてはじめて、これまでの人生で経験したことの無い

細かい手作業の楽しさに目覚める。

また同時期、不思議な体験をする。

自宅2階でぼんやりしていたら

窓から光が射しこみ

その光が、私の前でゆらゆらと円になり

土星の輪のようなそれを見つめていたら

そうだ、刺繍をやろう!刺繍だ!と思い立つ。

そのまま最寄りの手芸店に行き

店内の刺繍糸を全色買い求める。



ただただ我流で縫い散らかしていたが、基礎の大切さを感じ

1990年、植木良枝刺繍教室入会。


2000年
、植木良枝刺繍教室師範免状を取得

ニューヨークのソーホ―で開催された、バロン吉元氏の個展に同行。

オリジナル作品を創作することを決意する。


2007年、日本手工芸美術協会展芸術新聞社賞

2014年、刺繍実験室楽繍会 創起。

2016年、二科展デザイン部特選賞


2017年
、病に倒れ入院。

体の動かない中、岡本太郎氏の顔が突然うかび、命という言葉が頭の中に溢れる。

目を開けると太陽の塔がそびえ立っているという、

生と死の境目で不思議な体験をする。

2022年、史上初の刺繍で第25回岡本太郎現代芸術賞岡本太郎賞受賞。

2023年、岡本太郎記念館において、第25回岡本太郎現代芸術賞受賞作家新作特別展示
    「繍しく刺るな」吉元れい花+バロン吉元+エ☆ミリー吉元 



2024年、「刺繍実験室楽繍会主宰 楽繍展」


「刺繍実験室 麗花煌房」創設




吉元れい花の刺繍の原点はバロン吉元氏との出会いであり、

創作の源はこれまで出会い感じたこと、心動かされた事、

私を教え導いて下さった方々すべてだと思っています。



受賞した展覧会

2022年 川崎市岡本太郎美術館 第25回岡本太郎現代芸術賞展  岡本太郎賞受賞

2016年 国立新美術館 二科展デザイン部展 特選賞受賞

2015年 東京都美術館 現創展 努力賞受賞 

200T年 東京都美術館 日本手工芸美術協会展 芸術新聞社賞受賞 2006、2007、2008


個展

東京帝国ホテル  2009、2015

表参道ヒルズギャラリー80  2011、2012

表参道ヒルズギャラリーコーワ  2014、2016

東京青山サロン・ド・フルール  2010

麗花煌房展 2015

杉並区民ギャラリー  2011/2013



グループ展

キャラクターアート展  2014/2015/2016/2017/2018/2019

手塚治虫文化祭キチムシ16  2016

楽繍会inドイツ  Tokio Dining Stuttgart 2019

刺繍実験室 楽繍展 2024 アートスペース煌翔













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