祭壇 たぶんまだ幼稚園にも行かない頃 家の中に小さな祭壇を作って遊んでいた記憶が 今朝突然蘇った。 記憶をたどると、 お人形、コップ、みかん、庭の花、そんなのが浮かんでくる。 母が 「まんまんちゃんが好きやねんねぇ。」と言っていた。 まんまんちゃん、という言葉ははっきりと覚えている。 手を合わせて拝んでいた小さな私の姿も浮かんでくる。 母は、イワシの頭も信心からという言葉をよく言っていた。 神社やお寺の前を通るときは必ず会釈していた。 かといって何か特別な宗教を信仰していたわけではない。 赤ちゃんを見てもかみさまやねぇ〜 御乞食さんを見ても神様やねぇ〜 シャーマンみたいだと感じた瞬間がたくさんあった。 そんな母の影響だったのだろうか。 ずいぶん時は流れたけれど 祭壇を作っていた時の ウキウキとときめくような気持ちは 新鮮に蘇る。 |
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