松田優作さんの想い出 結婚前のある夜、バロンさんに連れられて、 四谷にあった「ホワイト」っていうお店に行きました。 階段をトントンと降りてゆくと カウンターに座る優作さんの姿が! ツールからのびる長い脚 少し背中をまるめて、水割り片手に・・・ カウンター横のテーブル席についた 私たちに気づいた優作さんは、 「あ、バロン先生、帰ってらしたんですか?!」とかけより、 私の方はちらりと見ただけで、 そのあと、ずっと、ずっと、、ずっと〜〜〜 主人の手を握っていらっしゃいました。 「先生のそばに引っ越したんです」っておっしゃられて。 この人たち!なんなのー!?心の中で叫ぶ私。 当惑する私なんぞには見向きもなさらず、 ずっと主人を見つめている優作さんの透き通るような白い肌 長い指、綺麗な手 不思議な時間でした。 「僕もアメリカに行くんです。」 映像で見る優作さんとは違う、 透明で繊細で、 そしてとても静かな優作さんの姿が そこにはありました。 美しい夜でした。 |
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